1問を正解するということ

投稿日:2015年08月15日

お盆も休まず開校しているエクセルシア市川校です。

昨夜は突然の豪雨でしたが、
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生徒はタイミングよくその前に自習を終えて帰っていきました。
悪天候では街頭のチラシ配布にも出られず、入塾相談に訪れる人もなく、教室長はひとり思索の時――
「問題を1問正解するということは、どれほどの関門を越えているのか」ということを考えていました。
生徒たちのエラーアナリシスからすると、
例えば一次方程式3x+28=-4xの正解を出すためには、
1.Xの付いている項を左辺に残す、あるいは移項するという選択ができるか
2.項を移項するときに符号を変えられるか
3.Xの係数で両辺を割れるか
という関門が主だとしても、
4.式を変形させるときに正確に数字と文字と符号を写せるか
5.等号(=)を正しい位置に書き続けられるか
6.式の横で別に筆算をしたときに、数字を正確に写せるか
7.足す・引く・掛ける・割る計算が正確にできるか
8.マイナス符号の存在を見落とさずにいられるか
9.数字と文字の間に符号が無い時は積(×)だと思い出せるか
などの関門もあります。
4から9ができなかった場合は、一次方程式の解き方自体がわかっていても、たどり着いた数字が違って結局、不正解となります。
それを考えると、数学の計算問題1問を正解するというのは凄いことなのではないでしょうか。



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